2022年3月15日

中国、鋼板市中在庫減続く 五輪・全人代で鉄鋼減産

 中国の鋼板類の市中在庫が3月入り後も続けて減少した。北京冬季五輪と全国人民代表大会で3月も鉄鋼減産が続いているため。不動産建築の不振から異形棒鋼の在庫はなお増えているが、線材の在庫は減り、春に向けて建設需要が戻りつつあり、需給は引き締まる方向だ。  業界団体の中国鋼鉄工業協会によると、市中の鋼材在庫は上旬に1453万トン(主要21都市、代表5品目)と2月下旬に比べ1・0%減少した。そのうち熱延コイルは205万トンと1・9%減り、冷延や中厚板の在庫も減少に転じた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社