2022年3月1日

中国鋼材市況が軟化 鉄鉱石価格統制映す

【上海支局】中国の鋼材市況が軟化している。春節(旧正月)明けの1週間は連休前からの上げ基調を維持したが、政府が高騰する鉄鉱石価格の統制に動き出したことに反応し、2月後半に下落に転じた。需要が鈍いことも背景にあるが、先週末はロシアのウクライナ侵攻の経済影響を嫌気して先物の鋼材と鉄鋼原料の価格が下がり、現物市況に影響した。鉄鋼減産が続き、春の需要期に向けて需給は締まる見通しだが、ウクライナの情勢が不確定な要素となる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社