2022年1月19日

アジアビレット先高観 対中原料価格上昇映す

中国向け鉄鋼原料のスポット価格が上昇しており、アジアのビレット市況に先高観が出始めている。足元のビレット輸出価格はSD295相当品のCFR(運賃込み条件)でトン当たり620―630ドル(7万1000―7万2000円)前後で推移しており、昨年末から大きな変化はないものの、一部の海外メーカーではオファー価格を引き上げる動きも見られる。アジアの旧正月が明ける2月中旬以降、鉄鋼需要が上向くと予想され、ビレット価格は引き合いの増加と高位の原料価格が作用して基調を強める可能性がある。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社