2022年1月18日

21年生産 中国粗鋼6年ぶり減

【上海支局】中国の2021年の粗鋼生産量は10億3279万トンと前年比3・0%減り、6年ぶりに減少した。政府がCO2排出削減を目的に年間粗鋼が前年を下回るよう指示したことで7月以降、減少が続いた。不動産市場の鈍化など需要の減速も影響した。22年の粗鋼生産について政府の明確な指示は現時点でない。「生産の抑制は続くが減産幅は需要次第」(中国鋼鉄工業協会幹部)だが、脱炭素に向けた政府の方針は変わらず、鉄鋼の生産や輸出の抑制策は続く見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社