2022年1月12日

中国鋼材市況上向く 景気対策、全人代に期待

【上海支局】年末に下落した中国の鋼材市況が年明けに上向いた。地方の債権発行が再開しインフラ整備が動く見通し。3月開催の全国人民代表大会で政府の景気対策が示される期待が浮上し、下げに歯止めがかかったようだ。一方で政府が昨年12月に不動産投資を抑える方針を伝え、建築用の鋼材需要の低迷が続く可能性があることから冬季の在庫積み増しを見送る流通が多くなっている。春節(旧正月)明けまで商いは閑散とし、様子見が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社