2022年1月7日

中国鋼材市中在庫減少続く 昨年初来の低水準

【上海支局】中国の鋼材市中在庫が12月に減り続け、年末に昨年最低の1月初めの水準に並んだ。低調な不動産市場と冬場の土木工事停滞で荷動きは鈍化したが、鉄鋼メーカーの減産が進んだ。春節(旧正月)連休を控えて商いは冷えるが、メーカー減産が続き、需給に大きな変化は生じないもよう。春に向けてインフラ工事の再開が見込まれ、底ばいの鋼材市況が上向く観測が出始めており、中国市場の影響を受ける東南アジアでも「旧正月前に鋼材市況が強含む」(日系商社筋)との予想が聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社