2021年12月29日

中国粗鋼 北部で減産に拍車 東部は電力回復で増加も

【上海支局】中国政府の鉄鋼減産の政策が続き、最大生産地の河北省の粗鋼は11月に1458万トンと前月比3・8%減り、過去4年の最低となった。CO2排出削減を目的とした政府方針と環境規制による操業制限から同省や遼寧省、山西省など北部で減少が目立つ。東部のさほど減らず、9―10月に不足した電力供給の改善で電炉の操業が上向いたようだ。春に需要が増え、粗鋼が増える観測が浮上しており、足元安定している需給に変化が生じる可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社