2021年10月19日

中国鋼材市況 「板強条弱」に転じる 熱延コイル減産進み反発

 中国の鋼材市況の傾向が先週に「板強条弱」に変わった。熱延コイル市況は上海地区でトン5840元(約10万円、増値税込)と1週間で40元上がり、4週ぶりに反発。鉄鋼メーカーの減産に拍車が掛かり、条鋼に続いて鋼板の生産も減少が進んだようだ。上海の異形棒鋼市況は7週ぶりに下がったが、なお上がり続けている地域があり、各地の大雨や電力不足による製造業の不振の中でも減産によって需給は締まっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社