2021年10月12日

中国鉄鋼相場、連休明け堅調 減産進み需給調整へ 製鉄所の操業制限続く 原料高、国内鉱山開発促す

中国の国慶節連休が先週末に明け、鉄鋼市場が活動を再開した。大手不動産会社の破綻危機や電力不足が需要の下振れリスクとなるが、鉄鋼減産によって需給が調整される観測が広がり、連休明けに鋼材の先物相場が大きく上がった。政府は鉄鋼減産継続の方針を示し、電力不足も作用して製鉄所の操業制限が続く。原料炭価格は高騰し、下落した鉄鉱石価格も反転し始めた。8月の輸出税制改定で鋼材輸出は減るとみられ、中国やアジアの鉄鋼市況が高止まりする土壌は当面維持されそうだ。






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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社