2021年9月7日

中国鋼材市況ジリ高 メーカー減産で在庫減

【上海支局】中国の鋼材市況がジリジリと上がっている。熱延コイルは上海地区で3日にトン5760元(約9万3500円、2022年5月限品)と2週連続、合計160元上昇した。政府の鉄鋼減産方針からメーカーが下期に生産を減らし、市中在庫が減少している。半導体不足や電力不足など製造分野の活動に不安材料はあるが、政府の経済対策や秋の需要期を背景に需給が締まり、原料価格が高止まりする中、市況は強含みそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社