2021年6月29日

中国鋼材市況 需給緩み続落

 中国の鋼材市況は先週に続落した。上海地区の熱延コイルは先週末にトン5550元(約9万4000円、増値税込)と2週連続、合計200元下落。北部と南部の大雨など天候不順による需要の停滞に加え、政府の物価抑制の方針から粗鋼生産が6月に入って増加傾向を強めたことで需給が緩んだ。夏場の不需要期入りから需給はなお緩和する方向だが、原料高が続き、高値にとどまる公算が大きい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社