2021年6月8日

中国鋼材市況 3週ぶり反発 生産調整受け需給締まる

 中国の鋼材市況が3週ぶりに上昇に転じた。上海地区の熱延コイルは先週末にトン5720元(約9万7000円、増値税込)と前の週から340元、6000円弱上がり、他の鋼板類や条鋼類も各地区で反転した。政府の商品物価統制の方針から5月下旬に下落したが、先行指標の先物市場の鋼材価格が6月に入り反発していた。堅調な需要の一方で粗鋼生産がやや減少し需給は締まっており、市況は強い基調を保ちそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社