2021年6月7日

中国 鋼材輸出増にブレーキ

【上海支局】急増していた中国の鋼材輸出が鈍化しそうだ。業界団体の中国鋼鉄工業協会によると5月の輸出成約は輸出税還付撤廃に加え、国内鋼材価格の変動や海外市場を慎重視するムードから積極性を欠いたという。海外需要の回復と国際鋼材市況の上昇で特に鋼板類が東南アジアや南米向けに昨年秋以降増えたが、政府による鉄鋼減産や輸出税の追加改定見通しがブレーキとなる。熱延コイルでトン1000ドル水準のアジア鋼材市場は中国の輸出政策や原料・鋼材高を受け、なお高位を維持する見込みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社