2021年3月12日

宝山鋼鉄、4月積み鋼板値上げ 熱延コイルで5000円

 中国薄板最大手の宝山鋼鉄は4月積みの鋼板類の販売価格を引き上げた。上げ幅は熱延コイルでトン300元(約5000円)。前回は据え置いたが、鉄鉱石や鉄スクラップなど原料価格が高騰し、鋼材市況が10年ぶりの高値となった春節(旧正月)明け後の市場の状況を考慮したとみられる。原料高が続く中、インフラ投資など政府の景気対策を見込み、5月積み以降、値上げを続ける公算が大きい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社