2021年2月9日

中国条鋼市況ジリ高、春節後にらみ流通買い増す

 中国の条鋼市況がジリジリと上がってきた。昨年12月から軟化していたが、1月下旬に反転し、2月入り後も上がり続けた。原料高が続く中、今月中旬の春節(旧正月)連休後の需要の再開を見込み、価格が調整された鋼材を流通が買い増しているようだ。鋼板類は浮揚力が弱く、なお底ばい。比較的高い経済成長を維持する見通しから需要は高位を保ち、春に向けて鋼材市況が上向く公算が大きい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社