2021年1月27日
対日ステンレス棒鋼AD 韓国がWTO上訴 協定違反の判断不服
韓国政府は22日、日本が提訴し、世界貿易機関(WTO)紛争処理パネルで韓国のステンレス棒鋼アンチダンピング(AD)措置の見直し調査(サンセットレビュー)が協定違反とされた判断について、上訴を通知した。韓国は25日のWTO会合でパネル判断を不服とする主張を展開した。ただ上級委員会は欠員の補充が滞り、上訴に対処できない状況。韓国政府は問題のAD継続を先週決めている。審議が進まないまま事態が長引く恐れがあり、日本政府は上級委の機能回復を通じて解決を目指す。
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