2020年12月14日

台湾CSC・1月積み大幅値上げ、原料高転嫁へ

台湾の中国鋼鉄(CSC)は1月積みの鋼板販売価格を大幅に引き上げた。熱延コイル(圧延向)でトン1400台湾ドル(約5200円)と6カ月連続の値上げ。需要が堅調で需給がタイトな中、鋼材市況が上がり、一方で原料の鉄鉱石価格が急騰している。中国やベトナムなど急伸している国際鋼材市況と為替レートなどを考慮して上げ幅を決め、採算の改善を図る。

熱延コイル(一般向)と熱延鋼板(同)、冷延コイル(同)を1200台湾ドル、電磁鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板(建材向)を1400台湾ドル上げた。

1―3月期積みの販価も大きく上げた。上げ幅は熱延コイルと冷延コイル、溶融亜鉛めっき鋼板(家電・パソコン向)が1500台湾ドル、自動車用鋼材と電磁鋼板は1200台湾ドル。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社