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2024.10.30
2020年10月14日
台湾の中国鋼鉄(CSC)は13日、11月の鋼板販売価格を大幅に引き上げると発表した。熱延鋼板をトン1100台湾ドル(約4000円)上げ、5カ月連続の値上げとなる。建設や自動車、二輪車など台湾の需要が大きく回復。10―12月期は需要期のため、受注増を見込む。上昇する原料価格も考慮した。中国や米国の鋼材市況が10月に上伸しており、海外市況の上げ基調を追い風とする。熱延コイル(一般向け)を1200台湾ドル、冷延コイル(同)1200台湾ドル、溶融亜鉛めっき鋼板(建材向け)1000台湾ドル、電磁鋼板を1200台湾ドルそれぞれ上げた。同社は10月から新規の取引モデルを導入。納期を短縮するなど顧客サービスを最適化し、競争力と収益力を引き上げる方針。
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