2020年10月14日

中国鋼鉄、鋼板販価大幅引上げ

台湾の中国鋼鉄(CSC)は13日、11月の鋼板販売価格を大幅に引き上げると発表した。熱延鋼板をトン1100台湾ドル(約4000円)上げ、5カ月連続の値上げとなる。建設や自動車、二輪車など台湾の需要が大きく回復。10―12月期は需要期のため、受注増を見込む。上昇する原料価格も考慮した。中国や米国の鋼材市況が10月に上伸しており、海外市況の上げ基調を追い風とする。熱延コイル(一般向け)を1200台湾ドル、冷延コイル(同)1200台湾ドル、溶融亜鉛めっき鋼板(建材向け)1000台湾ドル、電磁鋼板を1200台湾ドルそれぞれ上げた。同社は10月から新規の取引モデルを導入。納期を短縮するなど顧客サービスを最適化し、競争力と収益力を引き上げる方針。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社