2020年7月15日
CO2原料にパラキシレン製造 日本製鉄など技術開発着手
日本製鉄、日鉄エンジニアリング、富山大学などは14日、二酸化炭素(CO2)を原料とするパラキシレン製造に関する開発に着手すると発表した。三菱商事、千代田化工建設、化学メーカーのハイケムとともに新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のカーボンリサイクル技術開発案件で採択された。パラキシレンのカーボンリサイクルは初という。石油由来の原料に代替する温室効果ガス削減効果の高い技術として、触媒改良、量産技術やプロセス技術開発を進め、経済性、CO2削減効果を見極めたうえで実証段階に道筋を付ける。
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