2020年5月28日

中国政府、電炉法への転換加速

 中国政府は鉄鋼製造について高炉法から電炉法へのシフトを加速させる考えだ。発生が増える鉄スクラップの循環と大気汚染防止、鉄鉱石の輸入削減が狙い。政府として電炉基地を建設する構想を持ち、鉄スクラップの輸入規制緩和の議論も始めている。近年増えてきた電炉鋼の拡大に弾みがつき、鉄鉱石価格の抑制や日本の鉄スクラップ輸出の増加につながる可能性がある。「国内外の鉄スクラップを鉄鉱石の代替とし、国立の電炉製鋼基地を建設して高炉から電炉へと製造プロセスを転換する」。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社