2020年3月3日

中国の鋼材市況、底打ちの様相

新型コロナウイルスの影響による需要の減少で急落していた中国の鋼材市況が底打ちの様相を見せている。熱延コイル市況は先週末に全国13都市の7都市、5割強の地区で4週ぶりに上げに転じた。政府は経済を押し上げようと自動車など工場再開を支持。停滞していた物流も動きだした。建設工事が近く再開する見通しから底値とみて買いが入り始めたようだが、市中に鋼材在庫が積み上がり、需給に対する市場の警戒感はなお根強い。







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