2020年2月26日

アジア ビレット市況小幅下落

 アジアのビレット市況は現行、SD295A相当品でCFR(運賃込み条件)トン当たり410ドル前後(日本円換算でトン当たり4万5100円前後)で推移しており、2019年後半から上昇トレンドに入っていたアジアビレット市況は小幅で下落している。需要家の引き合いは継続しているものの、ロシアやインドなど海外メーカーによる安値攻勢で市況は軟化傾向。日本の普通鋼電炉メーカーは主原料である鉄スクラップ価格や為替の動向を見ながら、新規成約を検討していく動きだ。

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