2019年7月2日

中国鋼材市況が反発、需給タイト化観測

 中国の鋼材市況が先週に反発した。河北省唐山市政府が6月24日からの操業制限を始め、需給が引き締まる観測が広がった。輸入鉄鉱石価格が急騰したことも影響したとみられる。米国の対中関税追加引き上げ見送りや中国企業への制裁緩和の意向が29日に示されたことで金融市場が反応し、先物や現物の鉄鋼価格を押し上げる効果を生みそうだ。

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