2019年2月19日
亜洲鉱業、南ア新鉱区で生産開始 マンガン、高品位鉱、19年度40万トン出荷
香港を本拠にマンガン鉱石開発、運営を手掛ける亜洲鉱業(アジア・ミネラルズ、AML)は、南アフリカで高品位鉱の新鉱区、ホタゼルで生産を開始し、1月初出荷した。鈴木博貴会長によると、当初は中国、インド向けだが、純分約40%の高品位鉱に日本、韓国、ロシアの合金鉄メーカーも関心を示しており、2019年度は40万トン規模を出荷する。南アのクドゥマネ社の権益買い増しも年度内に実現し、近隣の鉱山の買収もにらむ。将来は規模拡大によるコスト競争力と価格にも影響力を発揮するシェアを持つマンガン鉱石大手を目指す。
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