2018年12月11日

宝山鋼鉄、鋼板1月販価下げ

 【上海支局】中国の宝山鋼鉄は10日、鋼板類の1月積み販売価格を下げると発表した。2カ月連続の下げ。熱延コイルの下げ幅はトン300元(約4900円)で2カ月合計500元。鋼板市況が下がり続けているため。景気の減速や米国との貿易摩擦の影響から自動車や家電の生産が減少。2月の旧正月連休を控えて需要が停滞する見込みから販価の調整を続ける。  酸洗と冷延、アルミ亜鉛合金めっき鋼板を200元下げ、溶融亜鉛めっき鋼板と電気亜鉛めっき鋼板、厚板を300元下げた。ステンレス厚板は500元の下げ。電磁鋼板は無方向性を300元下げたが、方向性は300上げた。カラー鋼板(1―2月分)は据え置いた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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