2018年12月11日

中国鋼材市況が反発 先物続き現物も1000円高

 中国の鋼材市況は先週に反転上昇した。米中首脳会談を先物市場が好感し、鋼材価格が先週初めに反発。現物市況に波及し、1カ月でトン約1万2000円下落していた異形棒鋼は先週に1000円強上がった。米中関係はなお不安定。景気減速懸念は根強く、冬場の不需要期や春節(旧正月)前の商談停滞が重なり、市況の上げ余地はあるものの一本調子で戻る様子は見えない。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社