2018年3月8日

中国鋼材市況が一段高 操業抑制で需給タイト化

 中国の鋼材市況は3月に入り、一段高となった。昨年末以降、在庫を圧縮していた流通業者が春節(旧正月)明けに鋼材の購入を始めたが、北部の鉄鋼企業が環境規制を受けて高炉の操業を抑えており、需給がタイト化した。河北省唐山市や河南省の政府が鉄鋼減産継続の意向を示すなど供給制限は続く見通し。5日開幕の全国人民代表大会で報告された鉄鋼能力削減や企業再編の政府方針も市況の先高観を強めたようだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社