2018年1月15日

中国、鋼材輸出3割減7543万トン 17年「地条鋼」撲滅を映す

【上海支局】中国の2017年の鋼材輸出量は7543万トンと前年比30・5%減り、3年ぶりに1億トンを割り込んだ。2年連続減り、14年以降の最低。政府による違法鋼材「地条鋼」撲滅で国内需給がタイト化し、価格が高騰した国内向けの販売を鉄鋼企業が優先した。条鋼輸出は大幅に減ったが、鋼板は微減と高水準を維持。鉄鋼企業は転炉への鉄スクラップ投入増や電炉の再稼働・新規導入など増産体制を固めており、需要が変調した際に再び輸出が増える可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社