2017年12月27日

中国 鉄スクラップさらに高騰 銑鉄不足で需要増

 中国の鉄スクラップ価格が先週に跳ね上がった。1週間でトン約2600円高。12月に入り、3週間で約4700円上がった。北部の高炉操業制限で銑鉄が不足。粗鋼増産の原料として鉄スクラップの需要が増えている。「多数の鉄鋼企業が鉄スクラップを多く使用し、電炉鋼の生産も毎月増えている」(中国廃鋼鉄応用協会)。異形棒鋼との価格差が大きく、鉄鋼需要が堅調を持続する見通しから2018年上半期の間は価格の上昇基調が続くと同協会は予想している。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社