2017年12月20日

中国鉄スクラップ急騰 転炉使用量が増加

 中国の鉄スクラップ価格が急騰している。12月入り後2週間でトン約2800円上昇。鉄鋼需要が旺盛な中で大気汚染防止のために高炉操業が制限され、鉄鋼企業が生産量を保つために転炉での鉄スクラップ使用量を増やしている。「休止電炉の再稼働や電炉を新規に導入する企業も増えている」(中国貿易企業幹部)。高炉減産は来年3月中旬まで続き当面、鉄スクラップの需要が増え、価格は上昇基調を維持する見込みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社