2017年2月28日
中国、鋼材先物価格が乱高下 原料・鋼材 需給以上に 政治・金融で左右
【上海支局】中国の鋼材先物価格が乱高下している。上海期貨交易所の熱延コイル価格は24日終値トン3549元(約5万8000円、2017年5限月品)と3日間で6・5%安と急落したが、週明け27日午前に一時3700元台に反発。鋼材市場の需給や原料価格以上に国内の経済政策や国際政治・金融情勢の変化に左右される。現物市況は先物の影響を受けて同様のカーブを描いており、春先、不安定な値動きが続きそうだ。
スポンサーリンク