2017年1月10日

中国製鋼材、国外の貿易救済措置調査 16年49件と過去最多

 中国・商務省によると、2016年に中国製鋼材が受けた国外の貿易救済措置調査の件数は49件(21カ国)と前年比32・4%増加した。過去最多。鋼材輸出が2年連続で1億トンを超え、海外との軋轢が増した。「通商摩擦から輸出は難しくなる」(沙鋼集団の龔盛総裁)が、高位の粗鋼生産と不動産投資規制による需要減速懸念から年率1億トンの輸出が続くとみられ、17年も中国製鋼材が国際市場を揺さぶる状況が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社