2016年7月5日

中国鋼材市況が反発 「改革アナウンス」影響

 中国の鋼材市況が前週に反発した。中国鉄鋼大手の宝鋼集団と武漢鋼鉄集団の再編検討発表や李克強首相が夏のダボス会議(天津)で鉄鋼の能力削減を強調したことが上げ材料となり、上海先物鋼材価格と河北省のビレット価格が現物市況より先に反発していた。過剰生産や全国的な大雨の影響で需給は緩んでおり、政府による「改革のアナウンス効果」が鋼材市況の上昇機運を長期に保つのは難しいようだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社