2016年6月14日

東国製鋼、ブラジルのスラブ一貫高炉火入れ

火入れする東国製鋼張副会長
 韓国の東国製鋼は10日、ブラジルのセアラ州に新設した高炉一貫スラブ製鉄所で火入れ式を開いた。スラブ年産300万トンの上工程によって単圧だった厚板事業を一貫生産とし、100億ウォン(約9億円)のコスト削減効果を引き出すとともに2015年で15%だった高級厚板比率を17年に30%に高め、競争力を強化する。62年ぶりに高炉操業に乗り出す東国製鋼の張世郁副会長は、自前の高炉を「3代の夢」とし、世界最高の製鉄所を実現し、地域社会とともに成長する考えを示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社