2016年3月10日

中国鋼材市況、異様な急騰 在庫減少 景気対策も刺激

 中国の鋼材市況が減速する経済下で異様な急騰ぶりを見せている。熱延コイル市況は前週末にトン2273元(約4万円、増値税込)と1カ月間に150元、7%上昇。条鋼や電磁鋼板など各品種とも大幅に切り上がっている。鉄鋼の減産が昨年に進み、市中在庫が減ったところに政府の景気対策期待が合わさり、仮需が広がっている。中国鉄鋼大手のロールが3カ月先まで埋まっているとも言われ、価格上昇の勢いはなお強まる見込みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社