2015年8月13日

中国鋼材輸出、元切り下げで増大懸念

 中国人民銀行が人民元を12日に2日連続で切り下げたことで、中国の鋼材輸出が増える懸念が高まっている。国内景気が減速し、鉄鋼需要が減少に転じたことで、中国の鋼材輸出量は1―7月累計6213万トンと前年同期比26・6%増。年率1億トンを初めて超すハイペースだが、元安によって輸出競争力が上がり、ペースが速まる公算が大きい。中国の大量輸出による国際鋼材需給の緩和に加え、元安が及ぼす世界経済への影響も鋼材市況を左右することになる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社