2015年6月24日

中国産の普通線材輸入に変化 ボロンからクロム添加へ

 中国からの普通線材輸入に変化の兆しが出てきている。従来、輸入のほとんどを占めたボロン鋼を添加した合金鋼線材に対し、徐々にクロム添加の合金鋼線材が増えているもようで、「今後、クロム添加に置き換わる可能性もある」(商社筋)と指摘されている。普通線材に微量のボロンを添加することで、特殊鋼を装い増値税還付の優遇措置を受ける動きがここ数年、活発となっていたが、今年1月に中国政府は同措置を撤廃。こうした流れの中、ボロン添加からクロム、チタンなど他の合金鋼線材にシフトし、再び優遇措置を受けようとする動きが出ているものだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社