2015年6月17日

アジア圏の鉄スクラップ輸出市況、ピークアウト

 アジア圏の鉄スクラップ輸出市況が、ピークアウトを迎えている。関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は16日に第51回鉄スクラップ共同輸出入札を行い、平均価格トン当たり2万6350円(大阪湾岸FAS・H2グレード)で計1万トン成約した。先月29日実施の前回比で25円高となったが、10日の関東テンダーの平均価格からは860円安く、「関東湾岸など輸出依存度の高い地域を中心に、市況に停滞ムードが広がるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社