2015年1月21日

14年中国 粗鋼、過去最高8・2億トン

 中国の2014年の粗鋼生産量は8億2270万トンと前年比0・9%増え、過去最高を記録した。生産能力が約12億トンに増え、近年の7割稼働が続いた。2年連続で8億トンを超えたが増加率は過去10年の最低。不動産建設が減退し、鉄鋼需要が年後半に減少。鋼材市況の下落で鉄鋼企業の資金難が続き、増産にブレーキがかかった。15年は1月1日施行の新環境保護法が焦点。規準をクリアする鉄鋼企業はないとみられ、操業を停止する製鉄所が相次ぐ可能性があるが、規制が厳格に適用されるかは未知数だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社