2014年8月7日

韓・東部製鉄、債権者が1600億ウォン支援

 経営再建中の韓国・東部製鉄は先月25日、韓国産業銀行をはじめとする債権者から運転資金として、1600億ウォン(約160億円)の支援を受けた。債権者側と結んだ「自律協約」による再建策の一環で、債権者による使途確認などを経て、追加支援を受ける見通し。POSCOが東部仁川スチールと東部発電唐津のパッケージ買収を見送り、再建計画が一時停滞したことを受け、資金繰りが悪化。6月以降は一部取引に支障が生じていたが、当面の運転資金を確保できたことから、現在は解消に向かっているようだ。東部製鉄では9月中にも完全に正常化するとしている。

スポンサーリンク