2014年7月15日

輸入鋼材 中国、保税措置を撤廃

 中国政府は11日、加工貿易における輸入鋼材の保税措置を7月末で撤廃すると発表した。再輸出加工用の輸入鋼材に対して免除されていた輸入関税と増値税が今後、課されることになる。「国内鉄鋼メーカーは対象鋼材の供給が可能。能力過剰の点からも、国内鋼材の競争力を高める必要がある」(財務省国家税務総局)。輸入鋼材価格が実質上昇し、需要家が中国製鋼材の使用を増やす可能性があり、日本の鉄鋼メーカーや商社の間では、中国向け輸出の減少やコスト負担の増加を懸念する声が上がっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社