2014年7月4日

中国の鋼材輸出増、鉄鋼需給を乱す懸念

 中国の鋼材輸出の増加が海外の鉄鋼需給を乱す懸念が広がっている。5月に800万トン超と瞬間的に年率1億トン近い水準を示し、2014年は8000万トン強に増える勢い。過去10年の6000万トン前後から次元を変えている。対粗鋼生産の輸出比率は10%程度となる見通しで輸出量過去最高の07年の12・8%を下回り、なお輸出余力をみせる。日本の年間生産に近い1億トンの鋼材輸出が常態化する可能性が高く、諸外国との貿易摩擦がさらに激化しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社