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2024.10.30
2013年10月24日
韓国の電炉メーカーは、収益改善を目的に25日から韓国内鉄スクラップ購入価格をトン当たり1万ウォン(45円)値下げする。北部地区では東部製鉄、東国製鋼などの大手電炉が先行している。南部地区でも韓国特殊形鋼が週明けの28日から1万ウォンの下げを発表している。工場のスクラップ在庫が5週連続低下している中での値下げとなる。入荷減が懸念されており、対策としてロシアからの輸入契約の拡大などが進められている。
韓国電炉は、厳しい鉄源対策を取っており、日本、アメリカ市場が上伸傾向を強めている中で、国内スクラップの継続的な値下げを進めている。韓国内では一部自動車メーカーのストなどの影響もあり、発生が減少している。需給はタイト感があり、主要電炉のスクラップ工場在庫は、9月中旬に比べ16万トン前後減少している。一方主力製品の異形棒価格は7ー9月積みのゼネコン向けで1万ウォン値下げになるなど収益悪化が進んでいる。これをカバーするため国内スクラップの買い入れ価格を継続的に下げている。10月入り後、韓国鉄鋼などの南部地区メーカーは7日前後から1万ウォン値下げ。京仁地区(北部)は、10日から平均1万ウォンの値下げとなっている。
これに続き後半の25日から北部の東部製鉄、東国製鋼、現代製鉄(仁川工場)などが1万ウォンの値下げを打ち出している。南部地区では、韓国特殊形鋼が28日からの値下げで、来週には他メーカーも追随の見通し。
スクラップ在庫減の中での国内買い付け価格の下げで鉄源対策が厳しく、カバーするため輸入スクラップの拡大が計画されている。日本市場から短納期の輸入契約を強化したい意向。ただ日本市場は東京製鉄を中心に値上げ傾向を強めており、成約はあまり進んでいない。直近では、H2で3万4000円(FOB)での成約があるが、量的には少ない。日本市場は、さらに1000円程度の高値でのオファーになっているようで、韓国サイドの3万3500ー3万4000円(FOB)のビッドでは、反応がにぶいようだ。
このため急遽ロシア材へのアプローチを進めており、A3でトン当たり370ドル前後(CFR)のビッドで早い段階での成約をめざしている。ロシアサイドも、国際市況の上伸の中で強気の見方も台頭しており、370ドル台半ばでないと成約が進まない可能性もある。
韓国電炉は、厳しい鉄源対策を取っており、日本、アメリカ市場が上伸傾向を強めている中で、国内スクラップの継続的な値下げを進めている。韓国内では一部自動車メーカーのストなどの影響もあり、発生が減少している。需給はタイト感があり、主要電炉のスクラップ工場在庫は、9月中旬に比べ16万トン前後減少している。一方主力製品の異形棒価格は7ー9月積みのゼネコン向けで1万ウォン値下げになるなど収益悪化が進んでいる。これをカバーするため国内スクラップの買い入れ価格を継続的に下げている。10月入り後、韓国鉄鋼などの南部地区メーカーは7日前後から1万ウォン値下げ。京仁地区(北部)は、10日から平均1万ウォンの値下げとなっている。
これに続き後半の25日から北部の東部製鉄、東国製鋼、現代製鉄(仁川工場)などが1万ウォンの値下げを打ち出している。南部地区では、韓国特殊形鋼が28日からの値下げで、来週には他メーカーも追随の見通し。
スクラップ在庫減の中での国内買い付け価格の下げで鉄源対策が厳しく、カバーするため輸入スクラップの拡大が計画されている。日本市場から短納期の輸入契約を強化したい意向。ただ日本市場は東京製鉄を中心に値上げ傾向を強めており、成約はあまり進んでいない。直近では、H2で3万4000円(FOB)での成約があるが、量的には少ない。日本市場は、さらに1000円程度の高値でのオファーになっているようで、韓国サイドの3万3500ー3万4000円(FOB)のビッドでは、反応がにぶいようだ。
このため急遽ロシア材へのアプローチを進めており、A3でトン当たり370ドル前後(CFR)のビッドで早い段階での成約をめざしている。ロシアサイドも、国際市況の上伸の中で強気の見方も台頭しており、370ドル台半ばでないと成約が進まない可能性もある。
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