2019年10月15日

台風19号 製錬影響なし

非鉄製錬大手8社のグループ主要拠点で、台風19号の影響による大きな設備被害や長期にわたる操業停止は、15日昼時点で聞かれなかった。一部には台風の直撃した3連休に一部設備を計画停止し、立ち上げ中の拠点もある。資機材の調達や製品の配送については、今後の影響度合いを不透明とする声が複数上がった。

銅、鉛、亜鉛の主要製錬所は15日昼時点でおおむね通常操業。東邦亜鉛の安中製錬所(群馬県)、小名浜製錬所(福島県)は一部設備を計画停止したため、15日時点で立ち上げ中。

製錬以外では日鉄鉱業傘下の葛生石灰砕石(栃木県)でプラントに泥水が流入し、15日に撤去作業を行った。同日に通常生産を再開予定も、県道に被害があり出荷に今後影響する可能性がある。

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九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社