2020年9月17日
日本製鉄が薄板値上げ、店売りなど10月出荷から5000円
日本製鉄は16日、国内店売り、リロール、パイプ・軽量形鋼向け薄板全品種(熱延黒皮・熱延酸洗・冷延・めっき)の販売価格を10月出荷相当分からトン当たり5000円(約6―8%)値上げをすることを決めた。在庫減少による需給環境の改善、原料の価格の高止まり、4―6月を底にした需要増加、海外市況の好転、輸入材価格の上昇などを踏まえたもので、需要家や流通各社への要請を開始した。またひも付き需要家に対しても値上げを要請する方針であるほか、日鉄鋼板や日鉄建材などグループ会社の二次製品の値上げについても検討に入った。
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