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2024.7.17
2020年9月8日
錫地金の世界需給が大手生産国の「協調」によって均衡を保ってきた。世界需給の半分を占める中国は、買鉱精錬による全面自給から地金輸入でカバーする方針へと転換し、新型コロナウイルス流行によって生じる東南アジアの余剰玉を吸収。一方のインドネシアも3割減産を実施し、供給を抑制している。従来にはなかった東南アジアと南米の間の原料融通も見られ、こうした需給調整効果が相場や在庫にも表れているようだ。
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