2020年8月3日
普通鋼鋼材、6月末在庫率200%割れ 減産効果表れる
日本鉄鋼連盟が31日に発表した普通鋼鋼材需給速報によると、6月末の国内向けの在庫率は195・5%と29・9ポイント下げ、3カ月ぶりにマイナスとなり、2カ月ぶりに200%を割った。「高炉メーカーが減産、粗鋼生産量が3割以上減少した効果が表れた」(鉄鋼連盟)。全在庫率は149・3%と5・9ポイント下がった。ただ、高炉の一時休止など減産効果が表れた一方で、経済活動は新型コロナ感染拡大の影響が続いており、今後の動向は不透明だ。
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