2020年2月12日

鉄スクラップ、国内相場が続落

国内鉄スクラップ相場が続落した。中国・武漢発の新型肺炎を発端とした世界的な景気後退リスクの高まりなどもあり、スクラップ市場でも先行き不透明感が強く、海外のスクラップ需要家の買い控えが続き、年明けからの下落基調に歯止めがかかっていない。内外の需要低迷で国内市場の荷余り感が解消されておらず、特に輸出依存度の高い関東では2016年11月以来となるH2トン当たり2万円割れが目前に迫っている。

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