2019年9月24日

日本鋳造、素形材3工場 コストダウン追求

 日本鋳造は需要が低迷する厳しい経営環境下、素形材事業の3工場でコストダウンを追求する。合計2億2000万円を投じて、鋳造を担う川崎工場(川崎区白石町)と、鋳鉄製品を生産する福山製造所(福山市鋼管町)に機械加工設備をトータル3台導入する予定で、これまで外注していた加工業務を内製化し、外注費を抑制する。同時に川崎工場では溶解工程で最適生産体制の構築を進める。この各施策を講じることで、19年度における全社製造コストを前年度比3%削減に照準を合わせていく方針。

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