2019年9月9日

伸銅品二次加工メーカー 加工賃転嫁進まず

 伸銅品の二次加工メーカーが加工賃(ロールマージン)転嫁に悩まされている。昨年までに国内圧延メーカーがキロ数十円から100円以上、銅棒・管など押出材でも大幅な値上げが相次ぎ、おおむね受け入れざるを得なかったが、二次加工製品へのマージン転嫁は大半が未達のようだ。景気後退による顧客の抵抗も強く、不採算や低利益体質の定着に危機感を強めている。

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